CRM(CustomerRelationshipManagement)を他のシステムと連携させる機能

多くの企業では、さまざまな場所で多種多様のデータを保管、または部署や所属ごとに独立した複数のシステムを導入して情報を管理、といった状況にあります。以前であればIT技術は発展・普及しておらず、扱う情報が今ほどは多くなく、その価値も限定的でした。しかし現在は、企業で扱う情報は増加の一途をたどり、収集したデータの分析結果に大きな価値が見い出されるようになり、近年になってシステムの導入が瞬く間に進みました。一方、導入により利便性が向上したにも関わらず、独立した複数のシステムを参照しなければならない状況も多く見ら、場合によっては情報の所在が分からずに大きな作業ロスに陥るケースも発生しています。

そこで、企業活動の大本である顧客情報を管理するCRM(CustomerRelationshipManagement)を主軸に、導入したシステムやツールを連携させる機能が提供されるようになりました。例えば、CRM(CustomerRelationshipManagement)の基本情報に契約管理や会計のシステムを連携させる事により、契約内容に基づいた請求情報が作成され、参照や二重入力の手間や時間が大幅に削減できます。同時に請求書作成ツールとの連携があれば、これらの情報に基づいた請求書が作成され、業務改善につながります。さらに入金情報の取り込みが可能であれば、売上金額の把握やその推移の予想も可能であり、今後の経営指針の参考になる事でしょう。

何よりも情報へのアクセスがCRMのログインのみで可能であり、顧客につながるすべての情報を参照できるため、欲しい情報をすぐに手に入れる事ができます。このように、大変に有能なCRM(CustomerRelationshipManagement)の連携機能ですので、ぜひ積極的にご活用ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です